阿智村で天空の世界を楽しむ旅〜雲海を望む〜

旅行

こんにちは、ふたつきです。

運転できない夫婦の、国内旅行体験レポートをしていきます!

ふたつき
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この記事はこんな人におすすめ!

  • 阿智村で雲海を見たい人
  • 阿智村でこの時期ならではの絶景を見たい人
  • 実際の雲海体験談を知りたい人
  • 運転できなくても阿智村で雲海が見たい人

いきなりですが、皆さん「阿智村」は知っていますか?
長野県にある、日本で一番星空が美しいとされる村です。

2006年に環境省の「全国星空継続観察」で「星が最も輝いて見える場所」第1位に認定されたので、
「聞いたことある!」という方も結構いるかもしれません。

しかし、実はここ阿智村でも、「雲海」が見られるということをご存じの方は少ないのではないでしょうか。

今回、実際に阿智村に雲海を見に行ってきたので、その行程をご紹介します!

まず、結論からいうと雲海はほとんど見られませんでした(遠くにわずかにあるなという程度)。

遥か遠くに見える雲海

天候や気温差などの条件と、自分の旅行の日程が、運よく重なれば見られるということは理解はしているものの・・・
せっかくなら見たいじゃないですか!雲海!!それはもう、立派なやつを(笑)

ただ、雲海だけではない絶景も見ることができたので、順を追ってお話します。

ちょうどこの時期、「富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはら」では、期間限定で「雲海 HARBOR」のチケットが販売されています。

開催期間:2025年10月25日(土)〜2025年11月9日(日)

ロープウェイと、展望台リフトを乗り継ぎ、標高1,600mの展望デッキで雲海やご来光を眺めることができるといったものです。

我々夫婦は車もなければ、運転技術もありませんので(免許は2人とも持っている)、「そのはら」に向かう足がありません。

そこで今回お世話になったのが、昼神温泉旅館の「おとぎ亭 光風さんです。

おとぎ亭 光風

「光風」さんではお部屋の予約時に、この「雲海 HARBOR」とセットになったプランを選ぶことができます。
なんと、「そのはら」まで早朝に送迎してくれるお宿は、今のところ「光風」さんだけだそうです!

10/27 チェックイン時に、明日の雲海発生予想が載った案内をいただきました。

チェックイン時にもらった案内用紙

雲海発生予想は、「△ 微妙」…。
期待と不安を抱きながら、当日の朝を待ちます。

この時点で、結構冷え込んでいます。
ですが、宿からダウンコート手袋耳当てなどの防寒具を借りることができ、とても助かりました。
宿を予約する段階で、この情報を知っていたため、東京からの道中は身軽で旅することができました。

ダウンコート

それでも、ホッカイロヒートテックなどの肌着、保温性のある水筒などは用意しておくことをオススメします。
山の気温はなめたらいかん…。

駐車場には、大型の高速バスが1台停車中。
土日を避け、火曜日に訪れましたが団体客さん方がぞろぞろと。

自家用車で行かれる方は、早めに到着することをオススメします。

この時間はまだギリギリ暗いので、見上げると星空が広がっていました。

待機列に並びます。
5時からのゴンドラ運行開始を待ちます。

その間、「そのはら」のスタッフさんが雲海やご来光についての解説をしてくれていたようなのですが、団体客さんの数が多く、後ろの方にはほとんど何も聞こえませんでした。

ゴンドラ

全長2,500m、高低差600m、所要時間約15分のロープウェイを、ゴンドラに揺られていきます。
よく晴れており、夜明けの空の山々の上に金星を見ることができました。

うまく撮れませんでしたが金星です

ここで1つ反省点。
宿に戻ってからの朝食が控えていたのと、前日の夜に美味しいお料理をたらふく頂いていたので、何もお腹に入れずに来たのですが、寒さに抵抗するカロリーが枯渇…。

ロープウェイを降りた先にある、マウンテンロッジの自販機でコーンスープを買いました。

マウンテンロッジ『North Base』
ふたつき
ふたつき

温かさと、優しい塩味が染み渡る…。
皆様は軽食をお忘れなく!

元気も出たので、遊歩道を進んでリフトを目指します。

手ブレがひどいですね…笑

リフトに到着。

日の出後に撮ったので明るいですね!

先ほどのゴンドラは相乗りですが、こちらのリフトは1組1名から乗れるようで、2人きりで気兼ねなく感想を言い合えました。

リフトは1組1名から乗れる
リフトからの景色

リフトを降り、展望デッキへ。
標高1,600m。目の前を雲が通り過ぎる高さです。

展望台からの景色

この日は風はさほど強くありませんでしたが、山頂では雲の流れが速いです。
東の空が明らみはじめた頃、視界に雲が流れてくる。

「朝日と雲がかぶりそう…」と隣のお客さんも心配を口にしていました。
果たして日の出は拝めるのか…。

日の出に丸かぶりしそうな雲

清々しい朝に、日の出を見られて感動。さっきまで凍えていたので、陽の光に照らされ、その温かさに太陽の偉大さを感じました。

展望台からみたご来光


雲海は残念ながら遠くの山々の間に少し見られる程度で、粘りたくともバスの集合時間があるので展望デッキを後にします。
帰る途中、脇にある「りんどうコース」を少し散策。

りんどう埠頭


これが大正解で、そこには黄金に輝くススキ草原が…!!

朝日に照らされ、風になびいて揺れる光景が絶景でした!

箱根にある、「仙石原」のすすき草原も早朝にみたことがありますが、

その時は朝日に照らされていなかったので、今回はより感動しました。

絶景のススキ草原

さらに、山頂からは美しい紅葉も見られました。

ゴンドラ乗り場には紅葉のご案内も置いてありました

遊歩道は結構勾配があり、帰りは坂道を昇ることになります(といってもそこまで急ではないので、ゆっくり歩けば問題ありません)。
僕らはバスの集合時間があったので、少し早歩きで頑張って歩きました。

ここの『売店』が7時から営業開始のため、バスの発車時刻である7:10までに少しみておきたかったのです。
売店ではお菓子や名産品などのお土産と、星空や宇宙に関連したものが置いてありました。

この時期は雲海が発生しやすく、澄んだ空気の中寒すぎない環境で星空観察ができるので、阿智村を訪れました。

残念ながら雲海は「見事に」は見ることができませんでしたが、ご来光や紅葉、ススキの美しい光景がみられてとても感動しました。

今回見られなかった雲海も、「次も訪れたい」と思えるいいスパイスになってくれました。

長くなってしまったので、「おとぎ亭光風」での宿泊の様子、阿智村の周辺観光の情報、星空観察体験レポートはまた別の記事でお話いたします。
ぜひそちらもご覧ください!

これから雲海を見にいこうと検討している方の参考になればうれしいです!

ふたつき
ふたつき

しっかり温かい恰好で楽しんできてくださいね!

それでは、あなたの旅に幸あらんことを!

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